2014年01月01日
うまどし
新年明けましておめでとうございます。
午年です。
このブログも2008年から始め、9年になりました。
これからも、出来る限り鹿角・小坂の情報を微力ながら提供していきたいと思います。

今年も宜しくお願いします。
さて、午年ということで、鹿角地域の午にまつわるものを探してみました。
(以下、文章のみですので、ご興味あれば)
①毛馬内(けまない)
鹿角市の中央からやや北部にある地域です。
こちらには、国重要無形民俗文化財、そして羽後町の西馬音内(にしもない)、八郎潟町の一日市(ひといち)と並び、秋田県三大盆踊りに数えられる、“毛馬内の盆踊”があります。
男女ともに手ぬぐい(豆しぼり)で頬被り(ほっかむり)をしてゆったりと踊るのが特徴です。
夏の風物詩(毎年8月21~23日)、是非とも一度は足をお運び下さい。 【公式HP】
②芦名(あしな)神社
鹿角市のやや北部、大湯地区付近に芦名沢(あしなざわ)という集落があり、そこにある神社です。
たくさんの絵馬が奉納されているのが大きな特徴。
鹿角には三姫伝説と呼ばれる、三人の若娘に関する伝説があります。その一つ、芦名姫の伝説(芦名沢の観音様)でその由来を知ることが出来ます。
~概略~
むかしむかし、芦名沢に若いカップルがいました。その二人は結婚も考えていましたが、親同士の仲が非常に悪く、辛い日々を送っていました。
ある日、その娘が病気になり、男は、親に追い返されるかもしれない、と重いながらも見舞いに行きます。家のまわりで中の様子をうかがっていたその男は、その家に家来に、くせ者として捕らえられます。
その時、経緯を知った娘の父親は、二人をコッソリ逃がしてやることにしました。世間には、そのことを知られないように、娘は病気で亡くなり、男はくせ者として処刑した、と噂を流し、二人の替わりに2頭の馬を埋め、墓を建てました。
二人での楽しい旅もつかの間、男が病気にかかり、亡くなってしまいます。実家に帰った娘は、その男と、身代わりになった馬を供養しながら暮らしたそうです。
その後、芦名沢には神社が建てられ、絵馬が奉納されるようになりました。現在でも、願い事を書いた多くの絵馬が奉納されています。
※私の知識でなるべく簡単にとまとめたものです。細部に間違いがあるかもしれません。詳しく知りたい方はお調べ下さい。
とても神秘的な場所です。パワースポットかもしれません。ご興味あれば是非。
参考:秋田県HP「鹿角の伝説」、ブログ過去記事
③後生掛温泉
鹿角市の八幡平にある老舗。【公式HP】
「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」※足駄:下駄の歯が長いもの
と謳われたそうな。それほど効能が高い、ということですね。箱蒸し風呂を始めとしてバラエティに富んだ温泉が楽しめます。
県の“あきたびじょん”のポスターで見かけた方も多いのではないでしょうか?
お得な冬季限定プランもありますので、是非ご確認ください。
④馬肉
私は県南の出身です。
鹿角に来て驚いたのは、スーパーで当たり前に馬肉が置いてあること。地域に根ざした食材なんだな-と感じました。
鉱山として栄えた鹿角、鉱山労働者が多く、その多くが、作業中に出る粉じんで、じん肺に苦しみました。
馬肉やホルモンはそのじん肺に効果があるとされ古くから食べられていたそうです。
鹿角の食堂、ドライブイン(鹿角にはとてもドライブインが多い)、居酒屋は色んな所で馬肉料理を提供しています。
もし遊びにいらした際は是非お試しを。
オススメは、八幡平にある宮川屋。
人気メニューは飯肉大ラーメン(950円)、中華そば、ご飯、馬肉煮こみ、お新香のセットです。
常連さんはメニューでなく、950円、900円と値段で注文するそうです。お試し下さい。
鹿角市八幡平堂の上59-3
電話: 0186-32-2237
最寄り駅:花輪線八幡平駅から徒歩約1分
営業時間:11:00-15:00
⑤大日堂舞楽【公式HP】
国重要無形民俗文化財、またユネスコ無形文化財に登録されている舞楽。
なんと1300年の間、鹿角市の八幡平地区に伝承されています。
なぜ、馬かというと、数ある奉納舞の中に“駒舞(こままい)”なるものがあります。
午年にちなみ、是非ご覧になっては如何でしょう。
開催は毎年1月2日、そう明日です。
周辺に駐車場もありますが、混み合いますので、是非、道の駅かづの あんとらあ からのシャトルバスをご利用下さい。
【あんとらあHPの新着情報をご確認ください。】
想像以上に寒いと思います。ズボン下やスキーウェアなど、雪山仕様をオススメします。
さて、正月早々、文章ばかり失礼しました。
こちらが私の調べた、鹿角の馬にまつわるものでした。
今年も宜しくお願いします。
午年です。
このブログも2008年から始め、9年になりました。
これからも、出来る限り鹿角・小坂の情報を微力ながら提供していきたいと思います。

今年も宜しくお願いします。
さて、午年ということで、鹿角地域の午にまつわるものを探してみました。
(以下、文章のみですので、ご興味あれば)
①毛馬内(けまない)
鹿角市の中央からやや北部にある地域です。
こちらには、国重要無形民俗文化財、そして羽後町の西馬音内(にしもない)、八郎潟町の一日市(ひといち)と並び、秋田県三大盆踊りに数えられる、“毛馬内の盆踊”があります。
男女ともに手ぬぐい(豆しぼり)で頬被り(ほっかむり)をしてゆったりと踊るのが特徴です。
夏の風物詩(毎年8月21~23日)、是非とも一度は足をお運び下さい。 【公式HP】
②芦名(あしな)神社
鹿角市のやや北部、大湯地区付近に芦名沢(あしなざわ)という集落があり、そこにある神社です。
たくさんの絵馬が奉納されているのが大きな特徴。
鹿角には三姫伝説と呼ばれる、三人の若娘に関する伝説があります。その一つ、芦名姫の伝説(芦名沢の観音様)でその由来を知ることが出来ます。
~概略~
むかしむかし、芦名沢に若いカップルがいました。その二人は結婚も考えていましたが、親同士の仲が非常に悪く、辛い日々を送っていました。
ある日、その娘が病気になり、男は、親に追い返されるかもしれない、と重いながらも見舞いに行きます。家のまわりで中の様子をうかがっていたその男は、その家に家来に、くせ者として捕らえられます。
その時、経緯を知った娘の父親は、二人をコッソリ逃がしてやることにしました。世間には、そのことを知られないように、娘は病気で亡くなり、男はくせ者として処刑した、と噂を流し、二人の替わりに2頭の馬を埋め、墓を建てました。
二人での楽しい旅もつかの間、男が病気にかかり、亡くなってしまいます。実家に帰った娘は、その男と、身代わりになった馬を供養しながら暮らしたそうです。
その後、芦名沢には神社が建てられ、絵馬が奉納されるようになりました。現在でも、願い事を書いた多くの絵馬が奉納されています。
※私の知識でなるべく簡単にとまとめたものです。細部に間違いがあるかもしれません。詳しく知りたい方はお調べ下さい。
とても神秘的な場所です。パワースポットかもしれません。ご興味あれば是非。
参考:秋田県HP「鹿角の伝説」、ブログ過去記事
③後生掛温泉
鹿角市の八幡平にある老舗。【公式HP】
「馬で来て 足駄で帰る 後生掛」※足駄:下駄の歯が長いもの
と謳われたそうな。それほど効能が高い、ということですね。箱蒸し風呂を始めとしてバラエティに富んだ温泉が楽しめます。
県の“あきたびじょん”のポスターで見かけた方も多いのではないでしょうか?
お得な冬季限定プランもありますので、是非ご確認ください。
④馬肉
私は県南の出身です。
鹿角に来て驚いたのは、スーパーで当たり前に馬肉が置いてあること。地域に根ざした食材なんだな-と感じました。
鉱山として栄えた鹿角、鉱山労働者が多く、その多くが、作業中に出る粉じんで、じん肺に苦しみました。
馬肉やホルモンはそのじん肺に効果があるとされ古くから食べられていたそうです。
鹿角の食堂、ドライブイン(鹿角にはとてもドライブインが多い)、居酒屋は色んな所で馬肉料理を提供しています。
もし遊びにいらした際は是非お試しを。
オススメは、八幡平にある宮川屋。
人気メニューは飯肉大ラーメン(950円)、中華そば、ご飯、馬肉煮こみ、お新香のセットです。
常連さんはメニューでなく、950円、900円と値段で注文するそうです。お試し下さい。
鹿角市八幡平堂の上59-3
電話: 0186-32-2237
最寄り駅:花輪線八幡平駅から徒歩約1分
営業時間:11:00-15:00
⑤大日堂舞楽【公式HP】
国重要無形民俗文化財、またユネスコ無形文化財に登録されている舞楽。
なんと1300年の間、鹿角市の八幡平地区に伝承されています。
なぜ、馬かというと、数ある奉納舞の中に“駒舞(こままい)”なるものがあります。
午年にちなみ、是非ご覧になっては如何でしょう。
開催は毎年1月2日、そう明日です。
周辺に駐車場もありますが、混み合いますので、是非、道の駅かづの あんとらあ からのシャトルバスをご利用下さい。
【あんとらあHPの新着情報をご確認ください。】
想像以上に寒いと思います。ズボン下やスキーウェアなど、雪山仕様をオススメします。
さて、正月早々、文章ばかり失礼しました。
こちらが私の調べた、鹿角の馬にまつわるものでした。
今年も宜しくお願いします。
出足払い
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。東京に居ながら幼少時代を過ごした鹿角の様子を見ることができて感謝しています。本年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
Posted by 凧男 at 2014年01月04日 05:34
凧男様
明けましておめでとうございます。毎度コメントありがとうございます。
今年も微力ながら鹿角の話題を提供して行きます。
今後ともご愛読宜しくお願いします。
明けましておめでとうございます。毎度コメントありがとうございます。
今年も微力ながら鹿角の話題を提供して行きます。
今後ともご愛読宜しくお願いします。
Posted by のんびり探検隊2
at 2014年01月06日 09:32

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