花輪ばやしの保存伝承に助成いただきました
8月19日・20日に行われる鹿角市最大のお祭り「花輪ばやし」。
他の地域と同じく、少子化で祭りに参加して太鼓や笛を演奏してくれる後継者不足が課題になっています。
そこで、花輪ばやし祭典委員会では昨年から後継者育成事業に取り組んでます。
花輪ばやしに興味を持っている市内の小中高校の児童・生徒が10町内のどこかに参加して練習し、お祭りに参加する機会を作ってます。
この取り組みが昨年に引き続き、公益財団法人東日本鉄道文化財団の「地方文化事業支援」に採択されました。
贈呈式が昨日6月18日、鹿角市内で開催されました。
東日本鉄道文化財団 青木副理事長から、花輪ばやし祭典委員会 戸澤会長に助成事業通知書が渡されました。
今年の助成金は350万円。
この助成金で、練習の際に使う太鼓台(テレン)と練習用太鼓を整備します。
(テレンのイメージ)
また、指導者から伝承していた笛や三味線を楽譜に起こして、基礎的な演奏ができるようにしていきます。
実際には各町内の演奏にアレンジが加わって微妙な違いがあるようですが、基礎教本ができることで後世に受け継ぎやすくなりましたね。
今年の花輪ばやしで、各町内から新たにデビューする子供たちが一人でも多く出てくれたら嬉しいですね。
この支援事業のほか、鉄道博物館や東京ステーションギャラリーなどを運営している
「東日本鉄道文化財団」様の概要は
こちらをご覧下さい。
8月19・20日の
「花輪ばやし」の概要は
こちらをご覧下さい。
スーパーたんぽこまちでした。
関連記事