八幡平駅

のんびり探検隊2

2015年01月02日 08:00

1月2日、大日堂舞楽が行われます。
JR花輪線の最寄駅、八幡平駅は1年で一番賑わう日ではないでしょうか。



この八幡平駅が間もなく建て替えられるとの話を聞いて、最後の雄姿をお伝えするため訪れてみました。


1931(昭和6)年に開業した際は「小豆沢駅」でしたが、八幡平へ向かう秋田県側の拠点駅として1957(昭和32)年に「八幡平駅」に改称されました。


かつては、2面2線で駅舎の向かい側にもホームがありましたが、現在は1面1線の単線で、ホームの形だけが残っています。
春の桜が咲く季節は美しい景色になります。

(大館方から好摩方)


(好摩方から大館方)

鹿角市内には、十和田南、鹿角花輪、八幡平、湯瀬温泉の4つの駅が木造駅舎で使われています。
ホームと待合室の間には風除室があって、雪国の駅舎らしさが見られます。


駅には喫茶店「たびだち」が併設されていました。

現在はその喫茶店の店内も片付けられていて、

切符販売を委託されていたものの、昨年(2014年)5月末には無人駅に。


かづの体観泊覧会「でんぱく」では、5月営業終了前に花輪線途中下車の旅が行われ、たびだちで休憩していました。


喫茶「たびだち」は、八幡平駅向かい「食事処 あんべ」に移転しています。


また一つ趣のある駅が建て替えられるのは残念ですが、利用者も少なくなっているので、維持管理しやすい駅に替わるのもやむを得ないです。
新しい駅舎がどのようになるか、楽しみにしたいですね。


スーパーたんぽこまちでした。

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