十和田湖の外輪山・白地山を歩く
今回は、十和田湖西側の外輪山、白地山を紹介します。
8月初旬、大雨の翌日、白地山に登りました。
国道103号を十和田湖を目指して北上すると、発荷峠の直前で県道2号、通称樹海ラインと繋がります。
左折して、樹海ラインを10分ほど走ると、右手に10台くらい止められる駐車場があり、その端に案内板と標柱があります。
前日の雨の湿気が残る中を歩いて行くと鉛山峠につきます。ここは、発荷峠方面と白雲亭展望台方面への分岐で、左に進んで白雲亭を目指します。
山道を歩いて行くと、時折、右手の眺望が開け、十和田湖を臨むことができます。
鉛山峠から20分ほど歩くと、白雲亭展望台に到着しました。
遠くに、十和田湖の中山半島と御倉半島が見えます。
白雲亭から、ブナなどの広葉樹の中を40分ほど歩くと、ミソナゲ峠に着きます。ここは、十和田湖の西湖畔、大川岱から登るコースとの合流地点です。
少し、登りがきつくなってきます。
ミソナゲ峠から50分ほどで、展望所に着きます。ここは、西湖畔の銀山から登るコースとの合流地点です。
展望所を左に進むと、短い急坂があり、その先の湿原へと進んでいきます。
坂を登ったところ、ササと灌木の中の道で、カモシカに遭いました。約30mを隔てて向かい合いましたが、やがて「フン」と大きな鼻息をたてて威嚇し、反対側に走り去りました。
湿原は木道が整備されていて歩きやすく、左に進む長引コースとの分岐点、右に進む碇ヶ関コースとの分岐点を越えると、白地山の山頂に着きます。
標高1,034m、白地山の山頂です。
山頂には、木製のベンチもあります。
山頂からの風景です。
当日は曇りがちで、下山途中で雨に遭いました。そのせいもあってか、途中で出会ったのは、展望所での男女5~6人のグループと、頂上での男性でした。いずれも中高年の方々とお見受けしました。
登山から下山までの約6時間、静かな山歩きを堪能することができました。今度は湿原に高山植物が咲き乱れるという時期にやってきたいと思います。
ブログをご覧くださり、ありがとうございました。ウォークマンでした。
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