春の運転その前に~第二北部自動車学校、通称「二北(にほく)」

のんびり探検隊2

2013年04月18日 10:33

  3月の半ば、のんびり隊の面接を終え、再び先人顕彰館を訪ねようと出発しました。
前日の大雪よりはやや和らいだものの、雪が降り続けている中、
 「このバスに乗れば先人顕彰館に着くよ」
  その言葉を信じて乗ったバスが、前回先人顕彰館を訪ねた時に見た景色と違う景色を通過している気がしてきて、大きな川を渡ったところで確実に違う道であると思いバスの運転手さんに尋ねたところ、違うバスだから今から戻るように言われ、川沿いの道で下車し、てくてくと歩き始めました。
  
   実に美しい川の流れと景色に見入っていましたが、歩いている途中で、「一体どこまで帰ればよいのだ?」と不安が広がりはじめた時、「女神」を見つけました。

 



 





 女神の傍らを流れる川の名が「米代川」であることを4月になって知りました。

 この女神の傍らにあるもの、それは第二北部自動車学校、「二北(にほく)」です。





 鹿角で仕事が決まらなかった場合でも鹿角を感じてみたいと思い、私は二北の合宿免許に申し込んでいました。
  「これは私が通うことになる自動車学校ではないか。ありがとう、女神様」と感謝しつつ二北を訪ね、トイレに駆け込ませて頂きました。
 さらにありがたいことに、十和田小学校や中学校を通過しながら紹介して頂き、先人顕彰館まで連れて行って頂きました。先人顕彰館がその日、残念ながら休館日ではあったのですが・・・

 それから1ヶ月後、再び二北を訪ねました。教習生として。
  マニュアルとオートマの区別もつかなかった私は、なんとなくでマニュアルを選びましたが、初めて車に乗った時に言われました。
 「考えなさい。」「試しなさい。小さい頃はそうしていたはずだ。」と。
 「車がメッセージを送っている。そのメッセージを感じなさい。」と。
 カーブの時にも言われました。
 「ハンドルじゃなくて、カーブの先にあきたこまちがいないか探すんだ。」と。
  この日に1周だけオートマも試させてもらい、どちらにするか考えてみました。
 
   そして私は、あきたこまちで考えてみました。
 「黙って何でもこなしてくれるあきたこまち」と、「機嫌のよい時や悪い時、体調の良い時や悪い時、反応がすぐにわかるあきたこまち」。どちらがよいだろうか、と。
  そこで私は考えました。
 今の私は『台所の音』の佐吉の様に、相手の些細な変化を感じ取れるレベルではないので、反応が如実に表れる方がよいのではないか、と。
 それでマニュアルにしてみました。

    そこからは大変でした。
  エ~ンストがっ、止~まらないっ(T-T)/
  気がつけば 下る坂道 後ろ向き(上り坂でエンストし、ブレーキが遅れ、車が下がってしまいました)
  S字道 いつも私は SOS(S字で脱輪して仮免に落ちました)
  あふれ出る心の俳句。
 「クラッチ」「半クラッチ」「クラッチ」「半クラッチ」で半ばクラクラしました。

   学科も、時に流れる昭和の香り漂う映像達に衝撃を受けました。
 練習問題を紹介するときには必ず、アニメーションの女の子が自信に満ちた声で高らかに宣言します。
 
 「どんな問題!!」         (私「!!?!!!??!!!・・・」)
 
 
 また、 学科で流される映像に、カップルの喧嘩シーンで、こんな会話が流されました。

男性「なんだよ!この石頭!」
女性「私が石頭なら、あんたは何なのよ!」
男性「ピーマンだよ!」               (私「えぇぇぇ」)
女性「はん!だから頭がカラッポなのね!」  (私「えぇぇぇぇえぇぇ」)
男性「ピーマンだって種くらいあるわい!」  (私「ぉぉぉおぉぉ・・・」)
 
 照れることなく、恥じらうことなく、貫き通す姿勢に、鳥肌を通り越して尊敬の念すら抱きました。

   教習中に、鹿角エリアで事故が多い場所の紹介、実際に起きてしまった事故の話、
 路面がわずかに下り坂になっていながら緩やかなカーブを描いているところでスリップ事故が起きやすいことや、大きな建物の陰になっているところが路面が凍結していて危ないということなど、雪道ならではの注意点を話して頂きました。
  これは、鹿角にあって、鹿角の交通に関する情報が集まっている二北だからこそ話してもらえることではないかと思います。
  この地域で生まれ育った方でも、注意すべき場所や事柄が、よく使う道や場所に限られた、断片的なものになりがちではないかと思います。車を使うようになると行動範囲が大きく広がりますし、使う道なども変わるでしょうから、まとまって危険地点や注意事項を知る機会を持つ事は大切だと思います。その上でも、地元にある第二北部自動車学校を利用するのがよいと思います。
 この二北は、「二北会」という会を設立していて、クリーンアップなどの地域活動もされています。また、「二北新聞」という二北のスタッフの紹介やニュースを掲載した新聞を発行しています。二北に行きますと読むことができます。

   
 
 二北新聞写真
      開くと、あんなことやこんなことが書いてあります。ぇぇえぇということがたくさん書いてあります。
 
  
 この度、二北のみなさまからメッセ―ジを頂きました。
         

 先週、今週にわたり、地元小学校で交通安全教室が行なわれています。
二北でも地元小学校のうち4校から依頼を受け、場内コースを使って自転車教室を行なっています。
 そうすると、小学生が地域で自転車を乗ることが許可されるそうです。
ドライバーの皆さんにも、自転車に対する配慮ある運転を心掛けて頂きたいです。



二北のみなさまです。





 そして!!





二北の美人受付嬢、二北こまちの写真です!!
このたび、特別に無料で頂きました!!大変高価です。ほしい方がいらっしゃいましたら二北にお問い合わせくださいね。

 
第二北部自動車学校 

HP    : http://www.akita-hokubu.com/nihoku/index.html

電話番号: 0186-35-2330

FAX    : 0186-35-5797

   路上運転で鹿角を走り、「鹿角に来たんだ」という実感がわきました。えもいわれぬ景色の美しさに、感動、したかったです。
景色を楽しみながら運転できるようになりたいものです。
  次は、二北にいる間に出会った方々をご紹介したいと思います。

 ピーマン、
 じゃなかったKuraya


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