2015年07月04日
作沢神社改築
6月28日、朝から小雨の肌寒い日、以前紹介した八幡平の作沢沼 → コチラ で夏井地区の人々による作沢神社社殿改築作業があり、同行させていただきました! 2回目の作沢沼、わくわくします。
樫内の奥から角材をかついで険しい山道を登ります!? え~っ! しかし、昔からそうだったのでしょうね。富士山等でヘリコプターで資材を空から降ろすのを見たことがありますが・・・ 甘えてはいけませんね。
途中何度か休憩しながらやっと着きました!! 小雨で気温が低いのでこのように水面にもやが上がっていっそう神秘的です。浮島は右はじに見えています。もう2つは左奥の方にありました。
作沢沼の特徴や伝説については以前の記事を見ていただくとして、唯一流れ出る沢のほとりにショウキランの群生がありました。赤紫色できれいです。また、今回すごいと思ったのが、右のギンリョウソウです。まるでガラス細工のお馬さん? ショウキランと同様、湿地に生育する腐生植物で、花の時期だけ地上に顔を出します。(クリックすると画像が大きく鮮明になります)
さて、作業開始。今年の大雪で崩壊寸前にある右の古い社殿を取り壊し、左に新しい社殿を作ります。実は2週間前に1回目の作業があったということで骨組みができていました。この丸太は森林管理事務所から譲り受けて、付近の杉を切り出したそうです。
ご神体もリュックサックとともに一時避難です。明治三十六年に奉納された石板があり、すてきな馬の絵が描かれています。ここは蒼前様(馬の神様)ですから、この他にも古い木彫りの馬等がありました。(クリックすると画像が大きく鮮明になります)
お昼です。廃材を燃やしたたき火を囲んで皆さんおにぎりをいただきます。この日はとにかく寒く、たき火がなければ作業もできないほどでした。画面の左奥に見えているのが作沢沼です。
午後からまた作業です。ビニールトタンの屋根を張り、だいぶでき上がってきました。皆さん、熟練の技で手際よく作っていきます。古い社殿もなくなりました。
最後にご神体を安置して完成です。古い社殿は平成10年に建立したそうで、17年の年月を経て解体されましたが、この社殿は何十年ぐらいもつだろうかと皆さんの話題になっていました。
金澤文好宮司さんを先頭に、全員で蒼前様を拝んだ後、記念撮影。
2回にわたる、この深山秘境の地での作業、本当にお疲れ様でした。神秘的な作沢沼・作沢神社は多くの信仰を集め、何百年の昔から地元の人々によって、この改築作業も連綿と続けられてきたのでしょう。
来年も6月最終日曜日に「作沢沼を探勝する会」(田中光代志会長)で参拝行事をするそうですので、皆さんも参加されてはいかがでしょうか。
浦島次郎でした。
樫内の奥から角材をかついで険しい山道を登ります!? え~っ! しかし、昔からそうだったのでしょうね。富士山等でヘリコプターで資材を空から降ろすのを見たことがありますが・・・ 甘えてはいけませんね。
途中何度か休憩しながらやっと着きました!! 小雨で気温が低いのでこのように水面にもやが上がっていっそう神秘的です。浮島は右はじに見えています。もう2つは左奥の方にありました。
作沢沼の特徴や伝説については以前の記事を見ていただくとして、唯一流れ出る沢のほとりにショウキランの群生がありました。赤紫色できれいです。また、今回すごいと思ったのが、右のギンリョウソウです。まるでガラス細工のお馬さん? ショウキランと同様、湿地に生育する腐生植物で、花の時期だけ地上に顔を出します。(クリックすると画像が大きく鮮明になります)
さて、作業開始。今年の大雪で崩壊寸前にある右の古い社殿を取り壊し、左に新しい社殿を作ります。実は2週間前に1回目の作業があったということで骨組みができていました。この丸太は森林管理事務所から譲り受けて、付近の杉を切り出したそうです。
ご神体もリュックサックとともに一時避難です。明治三十六年に奉納された石板があり、すてきな馬の絵が描かれています。ここは蒼前様(馬の神様)ですから、この他にも古い木彫りの馬等がありました。(クリックすると画像が大きく鮮明になります)
お昼です。廃材を燃やしたたき火を囲んで皆さんおにぎりをいただきます。この日はとにかく寒く、たき火がなければ作業もできないほどでした。画面の左奥に見えているのが作沢沼です。
午後からまた作業です。ビニールトタンの屋根を張り、だいぶでき上がってきました。皆さん、熟練の技で手際よく作っていきます。古い社殿もなくなりました。
最後にご神体を安置して完成です。古い社殿は平成10年に建立したそうで、17年の年月を経て解体されましたが、この社殿は何十年ぐらいもつだろうかと皆さんの話題になっていました。
金澤文好宮司さんを先頭に、全員で蒼前様を拝んだ後、記念撮影。
2回にわたる、この深山秘境の地での作業、本当にお疲れ様でした。神秘的な作沢沼・作沢神社は多くの信仰を集め、何百年の昔から地元の人々によって、この改築作業も連綿と続けられてきたのでしょう。
来年も6月最終日曜日に「作沢沼を探勝する会」(田中光代志会長)で参拝行事をするそうですので、皆さんも参加されてはいかがでしょうか。
浦島次郎でした。
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