2014年11月27日

鹿角さ伝わる昔話♪♪

The cold days continue,
but how are you doing ? :)



呼ばれてないのに、ジャジャジャジャン!!!
どうも皆さん、ドバえもんですスズ


さて、さて、皆さんご存じでしょうか?
鹿角さ伝わるたくさんの昔話をicon23

と言うことで今日は、皆さんさ鹿角さ伝わる昔話をお伝えしたいと思いますキラキラ


【天狗にあこがれた太右衛門】


鹿角市の夜明島渓谷は、大きな滝や切り立った岩、不思議な形の岩などがあり、
沢が深く昼でも薄暗く、今なお秘境と呼ぶにふさわしい景観と清浄さに満ちている美しい渓谷です。
そして、その夜明島渓谷には天狗が住んでいると言われていました。


・・・


今から400年ほど前、大石太右衛門(おおいし たうえもん)という、体が大きくて
力が強く、近所でも評判のたくましい男がいた。
彼は、若いころからいつかは武者奉行をして、立派な武士になりたいと思い続けておりました。


そして、40才も過ぎたある年の夏、
「夜明島の天狗のところで修行をして、神通力をもった立派な武士になる!
と言う決意を村人に告げて、彼は家を出て行った。


太右衛門が夜明島の渓流に沿ってしばらく行くと、空に向かって高く切り立っている千丈幕(せんじょうまく)という岩にたどり着いた。
岩の上からは、水が勢いよく落ちてきており、その滝の水しぶきに日光が当たり、きれいな虹が見えてあった。
その滝は、“止まり滝”という滝であり、太右衛門は、滝に向かって

「南無八幡大菩薩、われに神通力を授けたまえ」

と手を合わせ、一生懸命お祈りをした。

鹿角さ伝わる昔話♪♪




しばらくすると、滝の大きな音は急に静かになり、滝が優しい声で

「私は女滝です。せっかく頼まれましたが、あたなの願いをかなえることはできません。ゆるしてください。」

と、言った。



太右衛門は、がっかりしてしまったが、それならもっと奥の方まで行こうと思い、
岩や滝壺に足を滑らせながらも、脇を通って岩をやっとのことでよじ登り、奥へ奥へと進んで行った。



しばらくすると、高さ約100メートルもある夜明島渓谷ではいちばん立派な“茶釜の滝”にぶつかった。太右衛門は、その前に立ち、前と同様に手を合わせ、目をつむって一生懸命に祈った。

鹿角さ伝わる昔話♪♪




すると、滝の音が声に変わり

「わしは、いかにも男滝だが・・・年老いてしまって、お前の頼みを聞いてやることができない。許してくれ。」

と、言った。



太右衛門は、その言葉を聞くや体から力が抜け、がっかりしてしまった。
しかたなく疲れている足を引きずるように滝を後に、元来た道を戻った。
夜明島のトッチャカ森というところまで戻ると、体も疲れて苦しくなり倒れてしまった。



「神様にお願いし修行して、りっぱな強い武士になろうとしたが、聞いてもらえないようだ。夜明島に天狗が出るなんて、嘘だったのか。」

と、悔しがった。



その時!!?
どうしたはずみか、屁が一発出てしまった。
その屁はとても大きな音で、夜明島の沢いっぱいに響くほどであった。

太右衛門は、

「何と、俺からこんなに力強い屁が出るということは、まだ俺の力もたいしたものだ。もう一度、滝に戻って頼んでみようグー

と、全身の力をふりしぼり、茶釜の滝へ戻ると、それからは何日間も昼夜休まず、お祈りやお願いをし続けた。



しばらくしたある月明かりの晩、滝が

「太右衛門、それほどまでの頼みならば、わが神通力の一端を授けてあげよう。われについて来い!!

と、言った瞬間、滝の化身となって、天狗が現れた。


鹿角さ伝わる昔話♪♪




太右衛門は、喜んで天狗の後をついて行き、毎日、天狗の道場で血の出るような厳しい修練を続けた。
何年も修行を続け、ついに太右衛門は、苦しい修練がかない、
十間(約18メートル)も離れているハネ石やトビ石をみごとに跳びはねることができるようになったとのことである。


おしまい拍手




いかがでしたか?
ドバえもんスズも、天狗にあって神通力を授かって、
そ~らを自由に飛びたいなぁ~


なんて♪♪笑


では、ではSee you next time♪♪ :)




Posted by のんびり探検隊2 at 09:00│Comments(2)
この記事へのコメント
「夜明島渓谷」懐かしいです。今から60年ほど昔ですが八幡平中学校の時に秋の遠足で行きました。紅葉が綺麗で今でも心に残っています。
Posted by 凧男 at 2014年11月28日 06:18
凧男様 コメントありがとうございます。

今も昔も変わらず綺麗な紅葉を、是非また
見にいらしてください♪♪
もしかしたら、天狗にも会えるかもしれませんよ。 ^^
Posted by のんびり探検隊2のんびり探検隊2 at 2014年12月01日 15:42
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    コメント(2)