2014年03月14日
縄文夜学に行ってきました
昨夜(3月13日)、大湯ストーンサークル館で開催された「縄文夜学~鹿角市内遺跡発掘調査速報」に行ってまいりました
縄文夜学に参加するのは初めてです。
地元の考古学関係者・考古学ファンのみなさんに交じって、調査報告を聞かせていただきました。
今回は「調査速報」のため、紹介された内容を写真で紹介することはできないのですが、今年度も鹿角市内で新たに確認された遺跡がいくつもあり、たくさんの遺物・遺構が見つかったそうです。
中でも大きな発見は…大湯環状列石関連の調査で、大湯の「上内野Ⅰ遺跡」から縄文時代中期のものと考えられる石英閃緑ひん岩の配石遺構が見つかったこと
(規模は小さいですが、環状?と言えないこともない形状をしていました)
石英閃緑ひん岩は薄緑色が美しい深成岩で、大湯環状列石のほとんどがこの石です。
大湯環状列石の作られた縄文時代後期以前の中期に、石英閃緑ひん岩を使用した配石遺構があったという発見は、今後の調査・研究の上で大きな一歩になるかもしれません
来年度は、長年の調査結果をまとめ、考察した報告書が出されるらしいですので、そのスジの方は楽しみですね。
石英閃緑ひん岩は約7km離れた安久谷川から運ばれた
ものとわかっています。
大事に、一生懸命運んだんだろうなあ…
ししぃ
縄文夜学に参加するのは初めてです。
地元の考古学関係者・考古学ファンのみなさんに交じって、調査報告を聞かせていただきました。
今回は「調査速報」のため、紹介された内容を写真で紹介することはできないのですが、今年度も鹿角市内で新たに確認された遺跡がいくつもあり、たくさんの遺物・遺構が見つかったそうです。
中でも大きな発見は…大湯環状列石関連の調査で、大湯の「上内野Ⅰ遺跡」から縄文時代中期のものと考えられる石英閃緑ひん岩の配石遺構が見つかったこと
(規模は小さいですが、環状?と言えないこともない形状をしていました)
石英閃緑ひん岩は薄緑色が美しい深成岩で、大湯環状列石のほとんどがこの石です。
大湯環状列石の作られた縄文時代後期以前の中期に、石英閃緑ひん岩を使用した配石遺構があったという発見は、今後の調査・研究の上で大きな一歩になるかもしれません
来年度は、長年の調査結果をまとめ、考察した報告書が出されるらしいですので、そのスジの方は楽しみですね。
石英閃緑ひん岩は約7km離れた安久谷川から運ばれた
ものとわかっています。
大事に、一生懸命運んだんだろうなあ…
ししぃ
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