2013年07月02日
へっぷり
池袋にあります本屋さん「ジュンク堂」の池袋本店で、とても面白い特集展示が行われていました。
カメムシ。その発する臭いにより、地域によっては「ヘコキムシ」と呼ばれたりしています。
カメムシは、臭いのフェロモンを、おしりではなく、足の付け根から発しています。
鹿角では「へっぷり」と呼ばれています。
その呼ばれの指し示す通り、とても嫌われている、少なくとも好かれている虫ではありません。
臭いを出す害虫としてだけではなく、稲に害を与える種のカメムシもいるからです。
日曜日に八幡平にあります銭川温泉に行ってきました。 カメラを忘れてしまいました・・・。
とても心地よい温度のアルカリ温泉で、気持ちよすぎて、アニメの映画に出てくるセリフを連発してしまいました。
「よきかな・・・(^―^)」
温泉から上がるとそこにシフォンケーキがあります。ふわふわです。
某D足Bい隊員の口ぶりを使わせて頂きますと、
「ふわっっふわ」です。
シフォンケーキやお菓子はお客さんが多い時に作る数量限定商品です!レアです!!
さてこれは何でしょう?
こちらは、銭川温泉の女将が開発されました、へっぷり捕獲器です。名前はまだない(ようです)。
このペットボトルの内側に、ペットボトルの切り取った上部が逆さに取り付けられています。アリじごくのような感じでへっぷりは中へと吸い込まれていきます。
するとこのペットボトル底部にありますはハイターの海、ではなく食器用洗剤の海(ハイターではなく食器用洗剤である旨のご一報がありました。銭川温泉の方々の人柄が感じられます)。
ここでへっぷりはお亡くなりになります。
なんという機能美。地域の方が考案されたものを参考に作られたそうです。八幡平に暮らす方々の知恵が宿っています。
大小さまざまなものがあり、さらに長さのバリエーションも揃えられてあります。 (写真提供:銭川温泉様)
カメラを忘れ、肝心の温泉の写真を撮り忘れました私に、へっぷり捕獲マシーンの写真を提供して下さる銭川温泉さまの懐の大きさに感謝感謝です。
使ってみたくて私はへっぷりを探してみましたが、見つけられませんでした。温泉に入浴される方々、ご宿泊される方々、ご安心ください。気持ちよすぎて寝てしまわないようにお気をつけください。
福島から初めて鹿角に来た友人と訪ねたのですが、銭川温泉の女将さんの言葉遣いが、とても聞き取りやすかったという印象を帰りに友人と話したりしました。お孫さんなら(美人ですよ~。)まだ分かるのですが、女将さんの話がとても聞き取りやすかったのです。
私たちが訪ねました前の日には、「山コン」を開催されたり、以前こちらでも紹介しましたジュエリー・ドロップを、どこよりも早く使ってクッキーやケーキを作られています。ぜひみなさまもお訪ねください。これからの活動も楽しみな温泉です。
銭川温泉のみなさま、ご協力ありがとうございました。
銭川温泉様のHPはこちらです!
さて、ふたたびへっぷりに戻ります。
海の向こうでは素数ゼミの大量発生が話題となっていますが、
セミはカメムシの仲間です。昨日の日曜日、七滝でもすいすい泳いでいるアメンボたちを見かけましたが、
アメンボもカメムシの仲間です。(アメのような臭いを出すことから「アメンボ(飴ん坊)」、という名前になったそうです)
そんなカメムシは、日本国内におよそ1100種類生息していて、生態学の発展に多大な貢献をしてくれてきたとのことです。
臭いを発しないカメムシもたくさんいます。
外敵から身を守るための臭いの警戒フェロモンだけではなく、集まるための集合フェロモンがもあるそうです。
また、必ずしも臭いが外敵を防ぐ手段とはなりえないようで、臭いが弱い種の方が、体内の毒性が強いために鳥から避けられていたり、
鳥ではなく、実は同じ地面で遭遇率の高いアリたちからの接触を避けるためにフェロモンが使われていたりするそうです。
また、冬の間に冬眠を行わずに、積極的に交尾行動を取る種もいたりと、実に多様性に富むのがカメムシなのだそうです。
この『カメムシ展』の展示は6月30日で終了してしまいましたが、展示と書籍の販売の開始日時をずらしてあるため、書籍類は10日まで販売されています。
なお、ジュンク堂様から、この『カメムシ展』で揃えられた書籍のブックリストを5部ほど頂きました。
現在の残部数は4部です。いらっしゃってくださりませばご希望の方に差し上げます。後ほどお取り寄せになられる際や、ご参考とされる時に大変便利かと思います。
銭川温泉の女将さんは、「昔はこんなにたくさんいなかった」とおっしゃっていました。
へっぷりの大量発生、また逆に大量減少には、自然環境の変化や農薬の変化などの何らかの影響が予想されます。
へっぷりが自然の「指標」の役割を担ってくれているかもしれません。
単に駆除するのではなく、例えば赤外線に反応して集合する性質をもつものなどもいるようですので、生態をより調べていけば、
へっぷりとのよりよい共生関係につながっていくことと思います。
馬には乗ってみよ
人には添ってみよ
へっぷりは臭いに気をつけて調べてみよう Kuraya
カメムシ。その発する臭いにより、地域によっては「ヘコキムシ」と呼ばれたりしています。
カメムシは、臭いのフェロモンを、おしりではなく、足の付け根から発しています。
鹿角では「へっぷり」と呼ばれています。
その呼ばれの指し示す通り、とても嫌われている、少なくとも好かれている虫ではありません。
臭いを出す害虫としてだけではなく、稲に害を与える種のカメムシもいるからです。
日曜日に八幡平にあります銭川温泉に行ってきました。 カメラを忘れてしまいました・・・。
とても心地よい温度のアルカリ温泉で、気持ちよすぎて、アニメの映画に出てくるセリフを連発してしまいました。
「よきかな・・・(^―^)」
温泉から上がるとそこにシフォンケーキがあります。ふわふわです。
某D足Bい隊員の口ぶりを使わせて頂きますと、
「ふわっっふわ」です。
シフォンケーキやお菓子はお客さんが多い時に作る数量限定商品です!レアです!!
さてこれは何でしょう?
こちらは、銭川温泉の女将が開発されました、へっぷり捕獲器です。名前はまだない(ようです)。
このペットボトルの内側に、ペットボトルの切り取った上部が逆さに取り付けられています。アリじごくのような感じでへっぷりは中へと吸い込まれていきます。
するとこのペットボトル底部にありますはハイターの海、ではなく食器用洗剤の海(ハイターではなく食器用洗剤である旨のご一報がありました。銭川温泉の方々の人柄が感じられます)。
ここでへっぷりはお亡くなりになります。
なんという機能美。地域の方が考案されたものを参考に作られたそうです。八幡平に暮らす方々の知恵が宿っています。
大小さまざまなものがあり、さらに長さのバリエーションも揃えられてあります。 (写真提供:銭川温泉様)
カメラを忘れ、肝心の温泉の写真を撮り忘れました私に、へっぷり捕獲マシーンの写真を提供して下さる銭川温泉さまの懐の大きさに感謝感謝です。
使ってみたくて私はへっぷりを探してみましたが、見つけられませんでした。温泉に入浴される方々、ご宿泊される方々、ご安心ください。気持ちよすぎて寝てしまわないようにお気をつけください。
福島から初めて鹿角に来た友人と訪ねたのですが、銭川温泉の女将さんの言葉遣いが、とても聞き取りやすかったという印象を帰りに友人と話したりしました。お孫さんなら(美人ですよ~。)まだ分かるのですが、女将さんの話がとても聞き取りやすかったのです。
私たちが訪ねました前の日には、「山コン」を開催されたり、以前こちらでも紹介しましたジュエリー・ドロップを、どこよりも早く使ってクッキーやケーキを作られています。ぜひみなさまもお訪ねください。これからの活動も楽しみな温泉です。
銭川温泉のみなさま、ご協力ありがとうございました。
銭川温泉様のHPはこちらです!
さて、ふたたびへっぷりに戻ります。
海の向こうでは素数ゼミの大量発生が話題となっていますが、
セミはカメムシの仲間です。昨日の日曜日、七滝でもすいすい泳いでいるアメンボたちを見かけましたが、
アメンボもカメムシの仲間です。(アメのような臭いを出すことから「アメンボ(飴ん坊)」、という名前になったそうです)
そんなカメムシは、日本国内におよそ1100種類生息していて、生態学の発展に多大な貢献をしてくれてきたとのことです。
臭いを発しないカメムシもたくさんいます。
外敵から身を守るための臭いの警戒フェロモンだけではなく、集まるための集合フェロモンがもあるそうです。
また、必ずしも臭いが外敵を防ぐ手段とはなりえないようで、臭いが弱い種の方が、体内の毒性が強いために鳥から避けられていたり、
鳥ではなく、実は同じ地面で遭遇率の高いアリたちからの接触を避けるためにフェロモンが使われていたりするそうです。
また、冬の間に冬眠を行わずに、積極的に交尾行動を取る種もいたりと、実に多様性に富むのがカメムシなのだそうです。
この『カメムシ展』の展示は6月30日で終了してしまいましたが、展示と書籍の販売の開始日時をずらしてあるため、書籍類は10日まで販売されています。
なお、ジュンク堂様から、この『カメムシ展』で揃えられた書籍のブックリストを5部ほど頂きました。
現在の残部数は4部です。いらっしゃってくださりませばご希望の方に差し上げます。後ほどお取り寄せになられる際や、ご参考とされる時に大変便利かと思います。
銭川温泉の女将さんは、「昔はこんなにたくさんいなかった」とおっしゃっていました。
へっぷりの大量発生、また逆に大量減少には、自然環境の変化や農薬の変化などの何らかの影響が予想されます。
へっぷりが自然の「指標」の役割を担ってくれているかもしれません。
単に駆除するのではなく、例えば赤外線に反応して集合する性質をもつものなどもいるようですので、生態をより調べていけば、
へっぷりとのよりよい共生関係につながっていくことと思います。
馬には乗ってみよ
人には添ってみよ
へっぷりは臭いに気をつけて調べてみよう Kuraya
Posted by のんびり探検隊2 at 07:13│Comments(2)
│その他
この記事へのコメント
わが家でカメムシハンターとして活躍しているHime(*σ_σ艸)です。
ウチでは、ペットボトルタイプの缶を愛用♡ 蓋を開けて近づけるだけで吸いこまれるように…ポトン。すかさず、蓋をします。
あの特有の匂いが、気持ち悪いと思っていましたが、ほんのり緑(木)の香りがしますょね?
そして遂には、どアップの写真撮影に成功✌ かっこいいとまで錯覚するほどの写真が撮れました。お見せ出来ないのが残念です(u_u)
ウチでは、ペットボトルタイプの缶を愛用♡ 蓋を開けて近づけるだけで吸いこまれるように…ポトン。すかさず、蓋をします。
あの特有の匂いが、気持ち悪いと思っていましたが、ほんのり緑(木)の香りがしますょね?
そして遂には、どアップの写真撮影に成功✌ かっこいいとまで錯覚するほどの写真が撮れました。お見せ出来ないのが残念です(u_u)
Posted by Hime(*σ_σ艸) at 2013年07月02日 12:45
カメムシハンターHime(*σ_σ艸)様
ペットボトルタイプの缶を使われていらっしゃるということは、かなり高度な的ニックで捕獲されていらっしゃることと思います。
私はいつも写真を撮り忘れてしまいます。かっこいい写真が見られなくて残念です。
田んぼですと緑色の家屋の近くですと茶色のヘップリが鹿角には多いと昨日聞きました。まだ名前を見つけていません。
もしHime様がお名前をお知りになられました際はぜひお教えください。
Kuraya
ペットボトルタイプの缶を使われていらっしゃるということは、かなり高度な的ニックで捕獲されていらっしゃることと思います。
私はいつも写真を撮り忘れてしまいます。かっこいい写真が見られなくて残念です。
田んぼですと緑色の家屋の近くですと茶色のヘップリが鹿角には多いと昨日聞きました。まだ名前を見つけていません。
もしHime様がお名前をお知りになられました際はぜひお教えください。
Kuraya
Posted by のんびり探検隊2 at 2013年07月02日 16:50
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