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2013年04月05日

湯瀬街道の唐傘松

 雪解けの湯瀬街道(正しくは津軽街道、鹿角街道とも)を東に進んでいくと、左側上方の斜面に見事なアカマツが見えてきます。樹齢260年と言われる「唐傘松」(傘松)です。鹿角市の天然記念物にも指定されています。この写真は逆方向の湯瀬温泉郷側からのものです。

















 場所はどの辺りかというと、八幡平碇地区寄りの天狗橋駐車場にとても見やすい案内板がありました。(クリックすると画像が大きく鮮明になります)









 
 木の近くに寄って見ると結構な迫力です。高さ16メートル、幹まわりは3.4メートル、枝々が唐傘の骨のように伸びています。












 



 
 すぐ東側20メートル程のところには「唐傘松二世」がありました。唐傘松の松ぼっくりが芽をだしたのでしょうか。
















 
 米代川の対岸を見ると、ちょっと遠いですが南東側に「姫子松」が見えます。岩の上の10本くらいの松です。













 


 
 昔の写真を見ると、街道を行くのは芸者さんたちでしょうか。風情があります。この街道をアスファルトの近代道路にするときに道路幅拡張のために唐傘松を切る話もあったそうですが、地元の方々の反対で残されたそうです。良かったですね。













 
 公衆浴場湯瀬ふれあいセンターには蓑虫山人作の湯瀬温泉絵図(明治28年)があり、左上に唐傘松(傘松と表示)も姫子松も描かれています。唐傘松の下には道行く人が1人、この松は昔から多くの旅人を見守ってきたのでしょう。















 
 また、この松のそばは「撮り鉄」の方々には非常に有名なスポットです。私も初めて列車撮影に挑戦しました。八幡平駅から湯瀬温泉駅に向かうJR花輪線列車です。











 





 今はまだ少し時期が早いですが、新緑の頃には山も渓谷も一段と素敵ですので皆さんも湯瀬渓谷にお越し下さい。唐傘松以外にもたくさんの見所があります。

                                 浦島次郎でした。  


Posted by のんびり探検隊2 at 10:00Comments(0)自然
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